私はバイクに乗っていると雑念妄念が無い状態になりやすいです。その時に「高次な思考」ができるような感覚があります。
皆さんにとって「そんな時」って何してるときですか?
先日読んだ本に「瞑想は目をつぶって息を吐くだけの極めて単純なものですが、動物脳をコントロールする自我の領域の血流を上げることが、脳科学的にも証明されています。このような簡単な方法であれば、わざわざ禅寺に行かなくても、忙しい現代人は電車の中でもできます。〜続く。(人生の主役になる脳の使い方より)」と書いてありました。
決して「禅」を軽んじた著書ではありませんが、「雑念妄念」を起こさない「無」の状態の事なのかもしれません。「今」になる?「風」になる?

私はスピード狂でもありませんし、熱狂的なバイク愛好家でもありません。またテクニックも持ち合わせていません。改造家でもなく最新のバイクは興味もなく殆ど解りません。
でも化け物のようなバイクに乗るとき、おそらく「命に別状がある」状態を感じているんだと思います。没頭し雑念妄念が出てくる隙が無い状態。そんな状態で「思考」しています。なので、楽しんで乗っているというよりは「無」になる為に乗っているのかも知れません。生きて還れたと感謝します。
私は「禅寺に行かなくても」とは言いませんが、「無」と「有」の不二法門を得る為に今なおバイクを所有し乗っているのかも知れません。
お客様がビックサイトに出展されているので、みんなでお邪魔させて頂きました。

お客様のブースで私達の映像を活用して頂いているのを見届けさせて貰えるので有り難いです。


実は私達もいつかは「展示会」に出展したいと考えているので、会場全体もくまなく見て回りました。ほんと広いので沢山歩きましたよ〜そこで気になったのが、、、顔認証システム?
結構各社さん色々と出しておられました。
防犯カメラの性能が上がり、顔認識の精度も上がり、テロ・オリンピックなどの事もあり、犯罪を未然に防ぐためにという事だと想いますが、反面私達の行動を何処かで誰かに管理されていくという事を意味しています。
実際にデモ機の前で自分の顔がロックオンされてました。ネット上?にある情報と照らし合わせて「紐付け」する事も可能になるでしょう。
勿論「善用」されるためのもので有ると信じていますが。
しかし、現実にネット上に「外からでも見ることの出来る防犯カメラのリスト」がアップされたこともありますし、そのリストを検索したら私の近所の食堂の店内のカメラを見つけたので、実際に店内を見ることが出来てしまいました。恐い話です。(現在は対処されています)
最新のテクノロジーを謳い競争するのも大切な事と想いますが、真逆の部分を捨てられてしまうと大変な事になります。その点そういうセキュリティの部分も特許技術で製品化しておられる企業様もおられます。
本当に私達にとって大事なモノとはなにか。

大事な「命」を守るためにセキュリティはどうあるべきか。「もう一次元あげるには?」なんて思いながら各社のブースを拝見させて頂きました。

私達が出展したときは宜しくお願い申し上げます。
超映像で倖に(^_^)v
未完了にしてませんか? あれも、これも、、、、

最近色々と繋がることがあって、
「未完了のコミュニケーション」が内奥に沢山転がっていることに気づかせて頂きました。
『知行合一』
知識と行動が同じである。
知って行わないのは、知らないのと同じ。
もっと深い意味があると思うのですが、王陽明の言葉ですね。学びの場を得ても実践しなければ「未完了」。実践結果を出さなければ、どれだけ学んでも意味が無いという所でしょうか。
一寸した挨拶でも未完了に終わっていることに気づきました。知識でも挨拶でも未完了な事が多い。
そこで更に気づきを頂きました。
経営の神様と称される「稲盛和夫師」は「完了の塊」
一寸した挨拶に始まって、経営理念の共有・浸透、そして実践に至るまで
「未完了」にならないように気をつけたいものです。
完了!

書棚に同じ本が二冊。整理していたら過去にも買っていたのか、出てきました。
FBで知人の書き込みを見て二冊目を買ったのも随分前。その時は一杯線を引いてまで読み込んだのですが、初めに買ったときは何も心に響かなかったのだと思います。
「予定調和は表現の敵だ」by 高崎卓馬
写真屋が写真を撮る(当たり前=予定調和)にはじまり、周りには「予定調和」であることの方が多い事に気づくことが出来ました。みなさんはいかがですか?
志事に目を転じると、
「考え=理念」は素晴らしくても「行動」に繋がってないことも多い。
更に「コミットメント」は外から要求される場合が多い。
これらのことを「写真」や「映像」で超えることを目指しているから「超映像」
こんな事考えている「写真屋」はあまりいないと思うので、脱・予定調和。
いくら本を読んで感動しても、何も起こらない場合が多い。
一冊目の時は何も起こらなかったようです。猛省(^_^)v
本日スタッフさんお休み!のはずが、新しいソフトの修得の為に自主練。

頭が下がります。
そこで、脳科学者の「茂木健一郎」さんが講演でマルコム・グラッドウェルの「1万時間の法則」をご紹介されていたのを思い出しました。
ビートルズが成功したのは、下積み時代に一万時間を超える演奏を行ったからと言う説で、他にも色んな成功者を研究した結果だそうです。
「リバプールでは、一時間のセッションしかしたことがなかった。演奏はいつも同じ、得意な曲ばかり。」by ジョンレノン
アマチュアのバンドにありがちな感じですね。
「ハンブルグでは、一日8時間もステージに立たなくちゃならなかったから、新しいやり方を見つける必要があった。体力だけじゃない。時にはジャズでさえ。それ以前はステージで鍛えられていなかった。だけど帰ってきたとき、ザ・ビートルズは他のどんなバンドとも違っていた。それが成功を呼び込んだんだよ。」by 初期のドラマー、ピート・ベスト
一万時間とは、毎日8時間ずつ訓練をしたとして、1250日=4年ぐらいかかります。「石の上にも三年」なら一日8時間以上必要!
撮影があってもなくても毎日毎日機材を触る、扱う。

用事があってもなくても毎日毎日ソフトを触る、扱う。

そうしてプロの素地が出来上がっていくんでしょうね。勿論才能や素質もあると思いますが。
では、一万時間続けようと思ったらどうしたらよいでしょうか。
私が思い出したのは、恩師の「講話CD」の最後に流れるアナウンスです。
「♪〜何度も何度も、繰り返し、繰り返しお聞き頂き、皆様のお役に立てて頂ければ倖です。」
何度も何度もくり返しくり返し。正に一万時間を超えるための教材ですね。

先日新しい「志事」の為に本を一冊読みました。学ぶ事が凄く多かったです。しかし一度読んだぐらいで血肉化にはならないと思われます。毎日毎日血肉化するほど読み込むのは時間が要ります。「血肉化」という言葉あまり使わないですか?
また読書離れとも言われているので、本を読み込む=血肉化=一万時間読む?のは難しいかも。
音声で聞く。何度も何度も。これは出来そうですね。移動中イヤホンで。車なら社内で。仕事をしながら。家事をしながら。恩師の講話CDは覚えるほどに聞かせて頂いています。
私達は今までにない映像活用で「血肉化」=一万時間の法則に従うようなお世話が出来ると信じています。そして「理念系映像集団の映像で世界が変わる」と信じています。勿論「善い方へ」です。
ということで、お休みであろうが出てきて自主練。
一杯触って一杯使って「血肉化」への第一歩ですね。
頭が下がります。有り難う、そしてガンバレ〜(^_^)v