先日母校の前を通ったときにこんな会話が聞こえてきました。
先生?「ご苦労様でした!!!」
保護者「私誰か知ってはりますか?(知らんと声かけてるやろう...みたいな)」
先生?「ええ○○さんのお母さんですよね。引き継ぎで伺っております。」
保護者「知っててくれてはったらええんやけど....」
何があったのかは分かりませんが、この先生はこのお母さんの「何を知っている?」そしてこのお母さんはこの先生に「何を知られている?」のだろうかと思いました。
知っている < 知らない
知ってる振り < 知らない振り
例えばこの先生が「実はお名前だけは伺っておりますが、詳しくは存じ上げていません...」と話し始めて、直接本人と向き合えば「他人の情報とは」別に自分で何かを感じる事が出来るはずです。
あまりよく知らないのだけれども、良く存じてますと知っている振りをしてその場を繕う事やりがちです(>_<)
昔、ホテルでブライダルの仕事をさせて頂いていたときに、トラブルの多いお客様の情報だけ先に聞こえてきて「ややこしいいお客様なので気をつけてください」なんて言われスタッフが打ち合わせに伺ったら、そうでもないお客様で意気投合、仲良くなって注文も沢山頂いてなんてこと何回もありました。
知っているって「何を知っている」のでしょうか、「分かってる」って「何を分かっている」のでしょうか。
【Don't think ! Feel.】
母校を通り過ぎた際に、そんなことを思いました(^_^)v