「名は体を表すといいますけれども、親が名前をつけてくれるというのは、生まれたときに
『こういう人間になってほしい』とおそらくご両親は思っていたのだろうとおもいます。」by 稲盛和夫
折角つけて頂いた自分の名前。大切にしないと「もったいない」ですね。
私の名前は「章」
→「あきらかにする!!」デジカメセミナーで以下のような『実験的なこと』をさせて頂いています。
◎各自自分の写真を持ち寄って貰います。
◎無記名の状態で、みんなでそれを鑑賞します。
◎心の中で自分が心を惹かれた写真を思って貰います。
◎その写真に何故惹かれたのかを自分の心に問いかけて貰います。
◎自分の心の中の様子を「言葉」にしてもらいます。
◎そして写真に惹かれた「心の様子」を言葉にして表現して貰います。
◎出来るだけ「綺麗」とかではない、深い抽象的な言葉を引き出します。
◎撮った人を明らかにして、自分の想いと同じだったかどうかを尋ねます。
他人が良いと言うからではなく、自分で好きなものを探せればいいですね。人と同じである必要はありませんから。人と同じ事をしても意味がありませんから。他人の目を気にせずに、自分の目で素敵な何かを見つけられるようになれれば「ステキ」ですね(^_^)v
先日こんなことがありました。
◎ある人が海を撮った写真を選ばれました。
◎その写真について夕日とか、空とかが「綺麗」と言われました。
◎もっとなにか漠然とした言葉がないか心に尋ねて貰いました。
◎「ばーーーっ!と言う感じ」と言われました。
◎撮影した人を明らかにして「どうですか?」と尋ねました。
◎私奈良に住んでいるので海のバーッとした感じでテンション上がります。
◎選んだ人「私も奈良なんです!!!奈良には海がないので!!」
奈良の人は海を見るとテンションが上がるのかな?笑。おそらく感動してシャッターを押されたのでしょうね。同郷であることまで「あきらか」になりご縁が繋がりました。なんか伝わるって事を体感できそうでしょ。
英会話みたいな感じでしょうか。正しい単語と文法を身につければ伝えたいことが相手に伝わる。料理で伝えられたら「料理人」、楽器で出来れば「音楽家」、絵で伝われば「画家」、光と影と瞬間を仕留めて表現出来れば「写真家」。
写真を鑑賞するにしても、撮るにしても自分以外の人間に何かが伝わるということを意識できればなぁと思っています。折角環境があるのなら「もったいない」ですから。(含・勿論自省)