経営体験発表でも、経営問答でも、必ず師はまず発表や質問の背景及び本質を丁寧に再度復唱される。
『Aホテルはホテル事業を全部売却しましたんで、今ではホテルBが全部買ってしまったわけです。そういう、大変厳しい経営の中でですね、貴方自身が元々の母体であります企業のほうから来られてですね、一生懸命苦労してらっしゃる、その中で、フィロソフィを何とか伝えようと、苦労しておられるんですね。一緒にホテル経営をやってらっしゃる大企業から来られた他の方々がですね、それを全く理解しておられない、どちらかというとあんまり、勉強もされないどころか、反対の事を言っておられるという事があって、大変困ってらっしゃると仰いました。』
この学びの場に居る私たち経営者と「深く共有」される為にも、
師は必ず『事の本質』をもう一度深く復唱される。
話はそれから・・・・
一生懸命人の話を「本質が見えてくるまで」聞くと言う事
を教えて頂いているのだと思います。