今日は下の男の子のマラソン大会だった(そうだ)
仕事ばっかしで、そんなことも知らなかった。(情けね〜)
仕事中に母親から速報が携帯に入った。
「初めのコーナーで転けて、痛そうだったけど『ボケ!!!最後まで諦めんと走らんか!』と一喝、周りのお母さんは引いていたが、最後はみんなが頑張れ!ってチョット青春ドラマになったわ」
練習では走り込んでいて、タイムも上がってきていたので、チョットなめてたのかもね。
家に帰ったら、子供はそのことに触れて欲しそうになかったが、
「ちょっとええか、今日マラソン転けてビリやったんやてな、まあチョットここ座り。」
ゲームしていたので、辞めさせて向かいに座らせた。
「最後まで諦めんと走ったんやてな、それはエライ。諦めないというのはええ事や。でも転けたのには理由があると思う。それはな、マラソンはゴールが見えてるやろ。そやから初めに転けたらそりゃもう勝てんと思うわな。でも諦めてしもて走らんかったら、いつまで経ってもゴールができん」
「人生ちゅうのはもうちょっと長いねんな、だからゴールがなかなか見えへんねん。いつも言うてるように何時死ぬかは分からへんわな。そやから例えどこかで転けたとしても一生懸命諦めんと走っていったら何かが起こるかもしれへん。けど諦めてしもたら、何にもおこらへん。そやから、転けてもカッコ悪かっても関係あらへん。とにかく諦めずに走りきることを今日のマラソン大会で、転けることで教えてもうたんとちゃうかな、分かる?」
息子「はい」
「それと最後まで一生懸命に応援してくれた友達にお礼言ったか?」
息子「ううん」
「ほな明日行ったら『昨日ありがとうな』って絶体にいわなあかん。人にちゃんと感謝することで、また何かええ事が起こる原因になっていくから、ちゃんとお礼言いわんと」
息子「分かった、言うとく」
こうして、勝つはずだったマラソン大会は終わったのであ〜るm(_ _)m