前回に引き続き「小物撮影テクニック・完璧を求めない撮影?」第二弾!!
完璧を求めない量産撮影法をお届けしましょう。
今回は前にお伝えしましたように、「今が旬の小さい手作り雑貨を取り扱う方々」の為の撮影方法です。ご了承下さいね。(大きい商材でも同じです。設えを大きく出来れば・・・可能です・汗)
但し今回は「投資」が必要です。そうです。お金が掛かります。経費です。ちょっと大安心ではありませんね。費用対効果???ただ、大量生産型なので、沢山作れる方、出品される方には大安心かもです。色々考えて自己責任でお願いいたします。
投資するのは
「ライトパネル」という物体。昔フィルムを乗せて上からルーペで覗いていた「遺物?」を用意します。
価格はナント3万円弱します。どれだけ売り上がるか。どれだけ手間が軽減出来るか。買うか買わないかは電卓叩いて考えて下さいね。ただ小さいライトパネルは価格が下がりますが、小さいと色々と不利な事が多いのでできれば、大きいのが「吉」です。
ライトパネルの構造が解れば同じようなモノを自作してもよし。その場合はDIYショップで「半透明・乳白な板」と「下から照明する小さい蛍光灯」。そして「それらを構成する枠」。を作る事が出来れば安く仕上がります。
イメージとしては、BBQするときの「焼き網」が「乳白の透明板」で、「炭」が蛍光灯。焼く「お肉」の代わりに「小物・アクセサリーなどの商材」となりますので、「コンロ?」になる部分が自作できれば大丈夫です。
はい ⇧ これが撮影風景です。
商品を乗せているのが「ライトパネル」です。下から商品が照らされます。それを「白レフ」で上から蓋をする感じで、マクロレンズ(モード)のカメラで覗く感じです。
今回は三脚が絶対に必須です。
何故か。。。。
こんな感じの写真が写せます。これを量産するには三脚がなんとしても必要なんです。そして今回もちょっとしたコツがあります。
○コツ其の壱
露出補正が必ず必要になります。つまりカメラに写真の明るさを決めて貰う「オートモード」では誤差が多すぎて明るく映らないと思います。マニュアルで撮影出来る方は是非マニュアルで「絞り」と「シャッタースピード」を固定して下さい。
○コツ其の弐
ホワイトバランスもオートではなく、「蛍光灯」とか色々試して「カメラ任せにしないで」固定してください。プリセット機能で正しくする事も出来ます。もしオートで色合いに問題なければオッケーです。
○コツ其の参
なるべく他の光を消す。ということは、晴れとか雨とか、昼とか夜とか時間に縛られません。その代わりライトパネル以外の光はなるべく遮断してください。
○コツ其の四
一個撮影してみて上手く撮れたら、「カメラとライトバネルと白レフ」は絶対に動かさない。
以上です。最後の「コツ其の四」が量産の壺です。つまり。。。。
向き変えて撮影!
また向き変えて撮影!
1製品3カット撮影完了(*^_^*) お客様は手にとって見る事ができないので、あっちゃこっちゃから見る事が出来たら幸せですよね。動画なら「ターンテーブル」を作ったら「360度」魅せる事ができますね。格好いいです☆☆☆
解りました?この撮影法ではカメラと撮影台の位置関係は固定ですから、
→カメラのモニタ見て商品を「置く」→シャッター
→「反対向ける」→シャッター
→「ひっくり返す」→シャッターで終了(*^_^*)
で「次の商品と入れ替える」→シャッター
商品を置く場所、商品の向きは、商品の位置で微調整。カメラは一切動かさない!!!これをくり返すのみ。
100個あったても「置いてポン!置いてポン」の繰り返しなので、仮に1シャッターに5秒掛かったとしても500秒=9分ほど。
1種3カット撮影して300ショットだとしても、300×5秒=1500秒=30分以内で終われますよ〜(*^_^*)
もしも今300ショットの撮影に1日掛かっておられるとしたら、これは丸1日儲かったようなモンです。
但し「(写真的に)完璧を求めない量産撮影法」なのでご了承ください。でも写真を見て頂いたら使えると思いませんか?
ここでご紹介しました、「メガネのピンバッチ」は
こちらからご購入可能です。宜しくです!
今回も文字と写真でお届けするとこんなに長くなりました。
動画でもご紹介出来るように準備中です。
乞うご期待(*^_^*)